ベスト オブ アキヤマ 

洋楽をご紹介しつつ、くだらない雑記も書いています。洋楽に興味のない方も、ぜひご覧ください。

1曲目「White Houses -Vanessa Carlton-」

私が、1曲目にご紹介したいのはヴァネッサ・カールトンの「White Houses」です。

 


Vanessa Carlton - White Houses

ブログ最初の投稿を何の曲にするか、非常に迷いました。

最初は自分が一番好きな曲にしようと思いました。

まさに「ベストオブアキヤマ」を第1投目に持ってきました。

 

ヴァネッサ・カールトンと聞けば「A Thousand Miles」が頭に浮かぶ方が多いと思います。私が中学生の頃に有名になった曲ですので随分前の曲ですが。彼女は、ピアノを弾きながら歌うことで有名です。イントロの美しいピアノの旋律で心を持っていかれて、そこから彼女の透明感のある声に惹きこまれる、そんな曲です。ピアノを弾きながら街中を滑るように走るPVは有名なのではないでしょうか。

 

この「White Houses」(2004リリース)は、そのヴァネッサ・カールトンの曲です。もちろん、この曲もピアノの美しい旋律が存在感を放つ1曲です。

でも、注目すべきはそこだけではないです。歌詞を見ていただきたい。

歌詞を私なりに要約すると

 

「“私”は5人の女友達と幾人かの男子と楽しく共同生活をしていた。ある日は酔いつぶれたり、ネタのつもりで高価なビールを飲んでみたり。私たちは、それぞれ恋愛をし、それぞれ傷ついた。でも、私はある秘密を知ってしまった。(おそらく、この秘密とは、自分の彼と友達が浮気をしていること)私は、それを知りながらも、彼に詰め寄ったりしなかったし、むしろ何でもないような顔をして彼とも、その友達とも接した。それは、愛か、虚栄心か分からない。とにかく、私は、彼と友達の関係を誰にも打ち明けなかった。4人の友達にすら。でも、説明できない、怒りと少しの痛み。

結局、私と彼は、いとも簡単にお互い別れを告げた。なんだか、私だけ、遠くに来てしまったような、孤独を感じる。私は、この家を出て、そして二度と戻らないだろう。

私の心の中には、今でも白い家に住む私たち5人がいる。

たぶん、あなたは私を思い出すでしょう、私があなたにあげたのは白い家での思い出。」

 

もう、これ、テラスハウスの主題歌でいいんじゃないですか?私、テラスハウス見たことないけど!!見たことないけど、あれでしょ?もう、テラハでしょ?

もう、「私は絶対ヨリを戻したりなんかしない!」なんて言ってる場合じゃないと。こっちは、共同生活しちゃってるんだから!ルームシェアした上で、恋愛してるから!

 

本当に切ない曲です。この浮気相手、歌詞の最初の方に出てくるんですけど、活発で、かわいくて、信頼のおける友達なんです。この歌詞の中で印象的なのは「私は彼女みたいな女の子よりも賢い」という歌詞です。要は「私は、あんな女みたくバカじゃないのよ」という静かな闘争心と、バカじゃないから、浮気された事も「浮気されたー!!」なんて騒ぎ立てないで胸に仕舞っておくことにしたのよという主張を感じます。ちなみに、MVはずっとバレエの映像ですが、この白い家というのは、バレエの何か寮のようなものなのかなと推測します。

 

5分間の短い曲の中に、物語が凝縮されているんです。5分間で、1本映画見れちゃいますよ。脳内で。妄想で。誰か小説化か映画化してー!!って長年思っています。浮気相手役はマイリー・サイラスあたりで。

 

ヴァネッサさんの曲には、他にもこういった物語のような歌詞がありますので、またここに載せたいです。

 

ちなみに、「テラスハウス」見たことないって言うと、大半の人に「えー!!信じられない!」って言われるし、「まいまい知らないの?ほんとに?」って言われるしで、なんか「テラハ」知らないと女子じゃないみたいに言われた。言われなくても、30歳は女子じゃないからね!だいたい、まいまいなんて、カタツムリしか知りませんから。って思ってたんですけど、まいまい、普通に可愛かった。ちょっとびっくりするくらい、可愛かった。

「で、どういう番組なの?」って聞いたら、「うーん、いつもだいたいパーティーしてた番組」って言われたんで、もっと見たくなるアドバイス誰か教えて。