ベスト オブ アキヤマ 

洋楽をご紹介しつつ、くだらない雑記も書いています。洋楽に興味のない方も、ぜひご覧ください。

第3曲目 「I Ran (So Far Away -Bowling For Soup-」

第3曲目はボーリング・フォー・スープの「I Ran (So Far Away)」です。
ボーリング・フォー・スープはシカゴで結成された4人組のポップ・パンクバンドです。
2004年に「1985」という曲でグラミー賞にノミネートされています。
はい、Wikipediaの情報です。

彼らの曲には、アメリカ南部特有の歌詞が多く出てきます。あと、パンクロックに関す

る歌詞。
その曲は、また気が向いたら載せたいです。今回は、少し違う曲を。

 

ところで、「走る」と言われたら私にはもう「メロス」しか思い浮かばない。
日本人にとっては、「走る」といわれたら、もう断然「メロス」だと思います。違いますか?
私が、初めてこの曲を聴いた時、「メロス」のテーマ曲だと思った。
「メロス」といえば、人質にしてしまった友のためにひたすら走った、熱い友情の話だ。最後には、あの国王の心も変えた、あの「メロス」だ。
この曲の疾走感溢れるサウンドと、ボーカルの力強い「アイ、レェェェン(I Ran)」という歌声はメロスのイメージにぴったりだった。この曲が流れてきたら、私の脳内では、いつもメロスが走っていた。そう、
「それだから、走るのだ。信じられているから走るのだ。間に合う、間に合わぬは問題でないのだ。人の命も問題でないのだ。私は、なんだか、もっと恐ろしく大きいものの為に走っているのだ。ついて来い!」
メロスー!!!

 では、この曲の歌詞を見てみましょう。

I walked along the avenue
I never thought I'd meet a girl like you
Meet a girl like you
僕は道を歩いていた
君のような女の子に会えるなんて思ってなかった
君のような女の子に

With auburn hair and tawny eyes
The kind of eyes that hypnotize me through
Hypnotize me through
褐色の髪の毛に黄褐色の瞳
僕を魅了するそんな瞳
僕を魅了する

And I ran, I ran so far away
Couldn't get away
そして僕は遠くまで走った
もう逃げられない

A cloud appears above your head
A beam of light comes shining down on you
Shining down on you
君の頭に雲が現れた
君に輝く光の光線が降り注いだ

The cloud is moving nearer still
Aurora Borealis comes in view
Aurora comes in view
雲がまだ近くで動いている
北極光が視界に入った

And I ran, I ran so far away
I just ran, I ran all night and day
Couldn't get away
そして僕はとても遠くまで走った
僕はただ走った 一昼夜走った
もう逃げられない

Reached out a hand to touch your face
You're slowly disappearing from my view
Disappearing from my view
君の顔に手が触れた
君は僕の目の前からゆっくりと消えた
Reached out a hand to try again
I'm floating in a beam of light with you
A beam of light with you
もう一度触れようとした
僕は君と光線に浮かんでいる

And I ran, I ran so far away
I just ran, I ran all night and day
And I ran, I ran so far away
I just ran, I ran all night and day
Couldn't get away
僕はとても遠くまで走った
僕はただ走った 一昼夜走った
もう逃げられない

 

太宰先生すみません。
ほんと、全然友のためとかに走ってなかった。
なんか、宇宙人ぽいやつ出てきてた。
どっちかっつーと、逃げてた。走るってか、逃げ回ってた。
しかも、歌詞の意味、わかるような、わからないような、すげぇボンヤリしてない?


こちらの曲は、元は「A Flock Of Seagulls」という1970年代に活躍していたイギリスのバンドの曲です。カバー曲なんです。
原曲聞きましたが、もっと宇宙人感増してた。全然疾走感無かった。


歌詞を知った今となっては、私の脳内メロスはもういませんが
「なんか、すっげーいい女がさ、宇宙人だったんだよね。めっちゃ逃げたんだけどさ、全然逃げられないんだよ!でも、やっぱすげーいい女だからさ、触ろうとしたらさ、消えちゃったわけよ。いつの間にか、あの娘の魅力からも逃げられなくなっちゃったよね⭐︎」
みたいなチャラ男が脳内に浮かびます。
この世には、知らない方がいいこともあるようですね。

 

 

I Ran (So Far Away)

I Ran (So Far Away)